Industorial waste
神奈川県を中心とした1都8県の産業廃棄物を収集運搬し、中間処理を行っています。
キタジマの産業廃棄物処理は「適切な処理」と「可能な限りの資源再生」がモットーです。なかでも環境に負荷を与えているプラスチックの再生においてはかねてから着目し、施設の整備を進め、ノウハウを蓄積してきました。
現在キタジマには、プラスチック再生のための「新駒岡リサイクルセンター」、プラスチック・廃材の中間処理・再生施設「駒岡マテリアルセンター」、プラスチック・木くず・廃材の中間処理・再生施設「鶴見中間処理場」など全4施設で業務を行っています。
産業廃棄物を専門に扱うドライバーが排出事業者様のもとへ収集にうかがいます。
産業廃棄物の収集・運搬に使用する車両は、産業廃棄物専用の10トン級、4トン級、3トン級、2トン級車両があり、種類はアームロール、ユニック、パッカー、バン、平ボディの5種を取り揃えています。排出する産業廃棄物の量や重さ、形状に合わせて手配します。
グラフはキタジマで収集・運搬される産業廃棄物の種類の内訳です。
がれき類+廃プラスチック類が全体の54%を占めています。
3t級ゲート付ユニック作業
4t級アームロール車作業
中間処理とは以下の処理により、産業廃棄物の容量を減らす、薬品で危険な物質を安全なものへ変化させる、リサイクルできるものとできないものを分ける、といったその後の扱いにかかわる非常に重要な処理です。
グラフはキタジマで処分される産業廃棄物の種類の内訳です。がれき類がもっとも多く、全体の29%を占めています。
下処理
潰す、砕くなどで産業廃棄物を減容化する処理。細かく砕くことにより、リサイクル可能な資源を取り出すことができます。
圧縮
廃棄物を圧迫して1mの立方体にすることで減容化と運搬しやすい形状にするのが目的です。粉砕と圧縮が一度にできる機器があります。
キタジマはプラスチック再生に
力を注いでいます
創業以来、産業廃棄物の処理に携わってきたキタジマは、環境に負荷を与える廃プラスチックに着目。
廃プラスチックを燃料に再生する駒岡マテリアルセンターを設立しました。
私たちは産業廃棄物から資源を生み出しています。
プラスチックの資源再生フロー
廃棄物として受け入れたプラスチックのうち、素材の判別ができるものを種類ごと、色ごとに仕分けます。
分別されたそれぞれを小さく破砕し、再生樹脂原料として商社に売却します。
再生樹脂原料は日用品などの身近な製品に生まれ変わります。
こうして廃棄プラスチックは私たちの生活に役立てられます。
プラスチックのセメントリサイクルフロー
メーカー、事務所、建設現場などから発生した廃棄物からプラスチック類を分別し破砕。圧縮梱包してセメントメーカーに供給します。
セメントメーカーでは当社の廃プラスチックをコークスの代わりに燃料として使用します。これにより、化石燃料の使用削減、CO2の削減、そして廃棄物の削減ができます。
セメントメーカーで作られたセメントは道路やビル建設に使われ、都市開発や街づくりに役立てられます。
神奈川県・東京都・千葉県・埼玉県・栃木県・茨城県・群馬県・山梨県・静岡県
キタジマでは、電子マニフェスト、POSレジ、電子請求書発行システムを導入しています。
排出事業者様がスムーズに産業廃棄物の管理と決済までの手続きが可能です。